東京の演劇業界は、近年2.5次元演劇なども流行り、アクションエンターテインメント演劇が盛んであるイメージが強くなっています。
だが、東京を離れた地方では、その数は急激に減少してしまいます。
名古屋の演劇業界も、今だにミュージカルはそれなりにあるものの、2，5次元やアクションものは少なく、台詞で物語を紡いでいくストレートプレイ作品が圧倒的に多い印象です。

30-DELUXは、東京で地盤を築いたアクションエンターテインメント演劇を（それを我々は“アクションプレイ”と呼んでいます）
日本全国に広めるために、各主要都市を回り、代表、清水の地元愛知での公演も、2008年から年に1回～2回のペースで続けてまいりました。
お陰様で、2013年の『 デスティニー 』や、2019年5月『 のべつまくなし 』、2020年1月『のべつまくなし・改』では、愛知公演のみで3000人以上のお客様がご来場になり、30-DELUXの作品は、名古屋でも大きな反響をいただきました。
しかしながら、我々が東京から持ち込んで10年以上公演を続けていても、名古屋のエンターテインメント業界をリードするに未だ至っておりません。

「名古屋にアクションエンターテイメントを根付かせるためにはどうしたらよいのか？」

考え抜いた末に思いついたのが、東京やヨーロッパでの経験を経て培った土台を基に、名古屋で拠点を構え、名古屋稽古で作品を創る「名古屋製作」という手法です。
東海地方出身の俳優やアーティスト、スタッフを中心に構築することで生まれる地元の色が存分に発揮された作品をその地に根付かせて、いずれその他の各都市に発信していくことを目的としています。

「東海地方出身の俳優、アーティスト及びスタッフを中心」に地元密着型で進行し、稽古をして作品を構築する「名古屋製作」によってできる30-DELUXの新しい形。名古屋発信のアクションエンターテイメントを、どうぞご期待ください！！